100冊読書

075 女王国の城/有栖川有栖

読了・・・してしまった。 15年ぶりのシリーズ新作。先が気になってどんどん読み進めたい気持ちと、 ページ数が減っていくごとにもう終わりかという寂しい気持ちもあって。 メインの謎解きに関しては深くは言及すまい。 さすが有栖川有栖といったところ。こ…

074 アフターダーク/村上春樹

名古屋遠征中に読了。 印象としては長編というより中編といった感じ。 ページ数じゃなく位置づけ的になものね。 初期の作品と比べると最近のはとてもわかりやすいっていうか、 例えるならばTVドラマとかの原作に成り得るんじゃないか感じがする。 面白いです…

まとめてどーん。

070 バッテリーⅢ/あさのあつこ 071 バッテリーⅣ/あさのあつこ 072 バッテリーⅤ/あさのあつこ 073 バッテリーⅥ/あさのあつこ 面白かったです。新幹線の中という他にやることがない状態だったとはいえ、 話にのめりこんでました。 まぁ、 「ピッチャーかく…

もうとうに1年は過ぎてしまった。

66 バッテリー/あさのあつこ 67 バッテリーⅡ/あさのあつこ 68 板尾日記/板尾創路 69 板尾日記2/板尾創路 京極夏彦の後巷説〜も買ったんだけど、まだ手をつけてない。 来週新幹線の中で読むかな。

まとめてどーん。

63 きまぐれロボット/星新一 64 そのときは彼によろしく/市川拓司 65 夜のピクニック/恩田陸 感想は気が向いたときにでも。 最近はmixiに読書感想書いたりして、自分内ルールが曖昧になってきたな。

061・062 スロウハイツの神様(上)(下)/辻村深月

久方ぶりの100冊読書ですよー。 猟奇的なファンによる小説を模倣した大量殺人事件から10年。筆を折っていたチヨダ・コーキは見事復活し、売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせた。しかし謎の少女の出現により…。 てなわ…

060 覘き小平次/京極夏彦

アマゾンの説明より。 手前は陽炎の如く消えたくとも消えられず、無様に齢を重ねる廃者。薄膜一枚の紙風船。中はがらんどうで御座います―死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら死を望む女。襖戸の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける小平次と…

059 爆笑問題の「文学のススメ」/爆笑問題

TV「爆笑問題のススメ」を文章化したもの。 京極夏彦の回が載ってるかなーと期待したんだけど、載ってなかった。くすん。

058 神の子どもたちはみな踊る/村上春樹

阪神大震災に関する短編集(連作?)。 作品ごとの感想でも。 ・UFOが釧路に下りる 「小村さんは、遠くに来たかったんですか?」 「多分」 リアルでこんな受け答えしたら怒られるんだろうなぁと思った。 でもまだ始まったばかりなのよっ! ・アイロンのある…

久方ぶりに。

最近読んだので憶えているのだけでも。 ●055 ZOO 1 (集英社文庫)/乙一 ●056 ZOO 2 (集英社文庫)/乙一 短編集なので1作ずつ感想でも。 ・カザリとヨーコ いかにも乙一っぽいお話。登場人物のセリフが妙に軽いのがちょっと気になる。 「よっしゃー」とかな。…

054 キスまでの距離/村山由佳

おいしいコーヒーのいれ方 (1) キスまでの距離 (集英社文庫) この間50円で買ったやつ。 中学生のころ読んだ時はそれなりに楽しめたと思うのだが、 今読むと正直いろいろキツイ。 もともとジャンプJBOOKSということもあって、ライトノベルともちょっと違う ジ…

053 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか/村上春樹

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか (新潮文庫) もう何度も何度も読んでるエッセイ。 村上春樹のエッセイの中でも最もバランスの取れた1冊だと思います。おすすめ。 関係ないけど、今日本屋に行ったら 「ミステリー」だとか「ホラー」だとかそういうジャン…

052 ぼくのメジャースプーン/辻村深月

ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス) 辻村深月待望の4作目。今日の朝4時まで読んでた。 以下、簡単なあらすじを。 主人公である小学4年生の「ぼく」は不思議な力を持っている。 「Aという条件をクリアできなければ、Bという結果が起きる」 といった言葉…

051 夢で会いましょう/村上春樹 糸井重里

夢で会いましょう (講談社文庫) 村上春樹と糸井重里が小説ともエッセイともいえない、 何だかよくわらない作品を書きまとめたものである。 交互に書いてる(掲載されてる)わけでもなく、雰囲気もバラバラである。 かなり頭のおかしい内容なので万人にはオス…

050 知能の謎

知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦 (ブルーバックス) 読了。 この100冊読書に加えるべきか、ちと悩みましたが。 知能ロボットを作ることの大変さが色んな角度から語られています。 春休みの課題として読んだ本だけどなかなか面白かったです。 ようやく折…

049 村上朝日堂はいほー!/村上春樹

村上朝日堂 はいほー! (新潮文庫) 村上春樹の文章が読みたくてたまらなくなったので本棚から引っぱり出して読んだ。 「理由なんかどうでもいいじゃないか、そういうものなのだ、ハイホー」 このエッセイのように日常のことだけでなく、何かテーマに沿った(…

048 探偵映画/我孫子武丸

探偵映画 (講談社文庫) 読了。 ずいぶん昔に1度読んだことがあるんだけど、例によって内容憶えてなかった。 同じ本を何度も楽しめる便利なアタマ! 内容は「探偵映画」という映画を巡る小説。 作者本人があとがきで、メタ・ミステリに当たるかもしれないと言…

045〜047

045 爆笑問題の死のサイズ 上 扶桑社文庫 は 6-1 046 爆笑問題の死のサイズ 下 扶桑社文庫 は 6-2 047 暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫) 上2冊はさんた君からもらいました。 爆笑問題の本は、笑いを取りにいってるものとそうでないものがあります。 この…

044 すべての雲は銀の・・・(下)/村山由佳

すべての雲は銀の… Silver Lining〈下〉(講談社文庫) 1日で1冊読み終えたのは久しぶり。それだけ面白かった。 解説で北上次郎氏も触れてるけど、この作品のような「普通の小説」って珍しい気がする。 ミステリーでもなければホラーでもない。SFでもないし、…

043 すべての雲は銀の・・・(上)/村山由佳

すべての雲は銀の… Silver Lining〈上〉(講談社文庫) 久しぶりの100冊読書。ペース落ちてるなぁ。 そんなわけで村山由佳の作品では1,2を争うほど好き。 ・・・と思ってたんだけど、読むときのテンションで結構印象が変わる。 登場人物みんながみんなまっすぐ…

042 星々の舟/村山由佳

星々の舟 Voyage Through Stars (文春文庫) この間読んだ「空中庭園」と同じく、こちらも「家族」をテーマにした物語。 といっても話の雰囲気はずいぶん違うけど。 直木賞受賞作だからってわけでもないけど、 この作品は間違いなく村山由佳の1つの到達点だと…

041 空中庭園/角田光代

空中庭園 (文春文庫) 最近映画化されたやつですね。 映画版の公式サイトを何とはなしに見てたら、雰囲気が良さげだったので原作を読んでみることにしました。 表面上は隠し事をしない仲の良い家族だけど、実際は―――というストーリー。 俺の読解力が足りない…

040 燃えよ剣(下巻)/司馬遼太郎

燃えよ剣(下) (新潮文庫) 読了。とても良かった。 作中で土方は京都を落ち、北へ北へと転戦を重ねるにいたって 「自分の人生はようやく幕を開けた」と言うが、 どんどん死に向かっている彼の姿は、読者からすると切ないものがある。 この作品での土方歳三…

039 燃えよ剣(上巻)/司馬遼太郎

燃えよ剣(上) (新潮文庫) そんなわけで燃えよ剣である。司馬遼太郎である。 正月に大河ドラマスペシャルを見たこともあって、ずいぶん昔に買ったままにしてたこの本を読む気になったのだ。 やはりドラマとは描かれ方が違う。 ドラマにおいて近藤勇は、主人…

038 使いみちのない風景/村上春樹・稲越功一

使いみちのない風景 (中公文庫) 図書館では勉強の合間にこれ読んでました。 写真とのコラボということもあって文章は短め。 20分もあれば読み終えることができます。 村上朝日堂シリーズとはまた違った村上春樹の一面を見ることができます。 とても静かで穏…

037 夜の蝉/北村薫

夜の蝉 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 「家族」に関するお話です。 円紫さんと私シリーズは、本格ミステリでありながら主人公である『私』の成長譚でもあります。 ゆえに特にミステリ読まない人にもこのシリーズは人気があるようですね。 この「夜の…

036 空飛ぶ馬/北村薫

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) クリスマスに読もうという悲しい計画が回避されたので、最近読了。 文句なしに良書である。日記を見返して見たところ、実に1年ぶりに北村薫の著作を読んだのだが、 こんなにも美しい文体だったかと今更ながら…

035 占い師はお昼寝中/倉知淳

占い師はお昼寝中 (創元推理文庫) キャラクター的には猫丸先輩より辰寅叔父のほうが好き。 さて、次は何を読もう。 クリスマスに「空飛ぶ馬」を読もうという寂しい計画は結局果たされなかったしなぁ。

034 猫丸先輩の推測/倉知淳

猫丸先輩の推測 (講談社文庫) 猫丸先輩が活躍する短編集。 肩に力の入ってない短編集という印象。良くも悪くもね。 最近続けて読んだ、「日曜の夜は〜」と「星降り〜」がかなり力の入った作品なので、 その辺にギャップを感じながら読みました。 タイトル通…

033 鉄鼠の檻/京極夏彦

鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) 「さあ、云ってみろ。答えを教えてやるッ」 菅野は怯え、先程の公案を口走った。 完全に混乱している。 「し――釈迦も弥勒も彼の下僕に過ぎない――さあ云ってみよ――彼とは誰か――」 「ぼくだ」 京極堂シリーズの中ではウブメの次に好…