桜桃 太宰治

 読了。20ページくらいの短いお話。
主人公が子供のことや奥さんのことであれこれ悩んでいるだけ、とも思える。
人によっちゃ退屈極まりないお話だろうが、俺はこういうのが割りに好き。
短いってのもポイントかも。大長編でひたすらウジウジ悩むだけってのはさすがに嫌かも。
 追記:ダイソーの100円本だが、解説が多くてややウザめ。
    「このときの主人公の気持ちを考えてみよう」みたいなことが
    恥ずかしげもなく書いてある。国語の教科書じゃあるまいし。