『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』

 読了。基本的に帰りの電車でしか読まなかったので、結構時間かかりました。
最近は友達の車で帰ることが多かったし。
 再読してみてまず思ったのが、あぁやっぱりいいなぁってこと。村上春樹の作品の中でも、
かなりバランスのとれた作品だと思う。独創的なストーリーだけど、それでいて話が破綻することもないし。
というか、そういうテクニック的なことを深く考えなくても、
この作品は僕の心を、無条件で激しく揺さぶってくれました。
音楽にしても小説にしても、この「揺さぶられる感じ」が大事なんだと思います。
そういう一冊に出会えるってことは、結構幸せなことなのかもしれません。
次はなにを読むかな。